ナマステインディア2019&インドのお菓子
9/28(土)29(日)に代々木公園で開催されていた日印交流イベント
ナマステインディアに行ってきた。
私が行ったのは28(土)の日中、ほんの2時間くらいだけど。
ひとり部活動開始!
出発前
公式ページや、SNSなどで参加したことのある人のコメントを見ると
イベントのあらましやオススメの準備品はこんなところ
- インド雑貨・服飾・飲食物ほか屋台がいっぱい
- メヘンディ*1やヘッドスパなどの体験ブースもあるよ
- ステージイベント随時
- 食べ物の屋台は盛況だが、食事スペースは少ない&立食用テーブルのみ。座って食べたいならレジャーシートやアウトドア用のイス等の持参おすすめ
- 人気屋台はけっこう混む。並んで買うか、午前中に買うか、人の少ない店で済ますか
- 屋台での会計は1万円札のお釣りで苦戦することがある。千円札にしよう
結論から言うとこのアドバイスはたいへん的確でした。
特にグループでワイワイゆっくりしたい人にはシートやイス・ミニテーブルあたりあると快適さが違ってくると思う。
まあ、一人でかけ足で見ていく分にはシート1枚で十分かなあ。
※写真一部加工しています
サリーやパンジャビ*2を着た
日本人女性グループが、近々公開のインド映画のうわさをしながら歩き
フツーにスーツのおじさんたちが「ジャイホー!」*3と冷たくて甘いビールをあおる陽気な空間。
キングフィッシャーとか甘いよね。インドビール。
アルコールあまりたくさん飲めないタチだけど好きだな。
衣料品は染色が良くて素敵な物は高価。安価なものはチープな民俗風雑貨店のにおいで若い子かヒッピー系じゃないと厳しい。やったね資本主義!
パンジャビとかクルタとかのインド女性の普段着は涼しそうなのにきれいで毎年夏になると
「素敵だな。着やすそうだし…」
「いや、でも着ていくところねぇな!? 少っしもねぇな!?」
という問答を繰り返す。
でも、ちょっと自由な職ならぜんぜん着られそうですよインド普段着。
ともあれ、美しい衣装でそぞろ歩く女性たちを見るとなんとなく明るく楽しい気持ちになった。
たまに都会に出ると目の保養になるねー
真面目に体験交流するブースもある。これは素焼きの壁だけど
(よくわからないけど楽しい図案だな)
と思ってみていたら、通りがかった女性のひとりが連れに
「あれはヴィシュヌ神が山を持ち上げているところ」
と解説してるところに出くわす。
ゲームのNPCみたいなお姉さんだったなあの人。
(ヴィシュヌ云々が正しい解説なのかわかりません…)
変わったところでは、このイベントに8年続けて参加しているという「平取アイヌ文化保存会」のブースがあった
…けど、パンフレットと民芸品ちょびっとが置いてある地味なブースで人はいなかった。
漫画『ゴールデンカムイ』もすごい人気だからもう少し人がいてもいいのにね。
ステージでのアイヌ古典舞踊の披露がここのメインイベントらしく、興味はあったが時間があわなかったので観なかった。薄いレポートで申し訳ない。
食事
昼過ぎに食事を買うことにした。
12時台。当然食事は混む時間だけど…
この時間の屋台の人気店は30~40分待ちという感じかな?
残念ながらこの日は長く会場にいられない上に衣服を汚せなかったので、
空いている屋台で服を汚すリスクの少ないビリヤニ*4を買って食べた。
…うん、ちゃんとおいしくなかった! ビリヤニ好きだけどこれはアレでした!
残念なレポート!
↓このへんがおいしそうで混んでいました
南インド料理シリバラジ
ナンディニ
(写真撮り忘れた)
↑どちらも南インド料理。
カリッとした豆粉のクレープ「ドーサ」と、サラッとしたカレーの南インド的な定食を一度食べてみたいなーと思いつつまだ食べたことが無い。
ほんとに大きいな大ドーサ。
おなじみナンとかのメニューだと「モティ」あたりが老舗で安定してお客さんが並んでました
あとスイーツ屋台の甘そう感が強烈で圧倒された…!
インドスイーツは全然食べたことが無くて、ネットニュースなどで時々見る
「油で揚げている+すごく甘い 日本人には厳しい」
というイメージを持っていた。
で。
お菓子をその場で作っている屋台をのぞくと、油の中でドーナツ生地っぽい「ジャレビ」がおどっている。
→油からひきあげ
→ぺとーっとしたシロップがドバーッ!
→さらにミルクっぽいシロップ「ラブリ」もダダーッという
「ガラムガラム(熱々)ジャレビのラブリ」という物を作ってる最中だった。
おいしそうだが服を汚す気配が強くて買えなかった。
ついでに言うと食後のデザートにするには厳しい迫力だ…。
『ガラムガラムジャレビのラブリ』って語の響きがすでに強くて復唱したくなる。
ガラムガラムジャレビのラブリ!
ガラムガラムジャレビのラブリ!
食べ物のレポートはこんなことしか書けなくて申し訳ない。来年は食べてみようきっと!
腰を下ろして(シート有能!)食事してるとステージイベントの音楽がいろいろ聞こえてくる
プロの舞踏団が出てくるのは主に19時~くらいからで、日中はダンスサークルの発表が多い。
でも練度は高め。ここまでたくさん練習したんだなー
選曲は映画のヒットナンバーが多いので
(ああ…確かにこの曲で踊ってみたかったの、わかる…)
とひとり得心しながらしばしステージを観た(気色悪くてごめんね)
お菓子を買ってみた
スイーツの屋台は遠慮したけど、やっぱり食べてみたいインドのお菓子。
映画を観て「アレどんなものなんだろう?」と思っていた物を購入するチャンス!
こちらでひよこ豆の餅っぽいお菓子『ラドゥ(ladoo)』と
なんだかわかんないが軽くて安かった『ソーンパプディ(soan papdi)』を買って帰る。
勇気…!
店員さんが「カルイ。サクサク」と言ってるが参考要素が少ない! とにかく一つ頂こう! 200円。
特にラドゥは映画『マダム・イン・ニューヨーク』で大事な役割を持つお菓子で、一度食べて見たかった。憧れスイーツ!
さわやかな後味のしみじみ良い映画。内容的には女性向けかな。
コテコテの踊るマサラムービーではないので誰でも見やすい。
全体的に田辺聖子感あると思う
それはそうと
帰宅して家族と一緒に食べてみた
レンチン40秒!
ピンポン玉より二回り小さい黄色いお団子。
強烈な甘みを警戒しながら食べたが…
あれ。普通においしいですよ。
粟(あわ)餅みたいな食感。スパイスの香りはあまりない。
シロップが染みて甘いけど、スパイシーな食事の後に一個だけ食べるとちょうどいい。
ネットで面白おかしく書かれる「甘さしかない」「甘さで殴られる」みたいな印象ではなかった!
映画で「できあいのラドゥー」と揶揄される大量生産品でコレなら、料理上手の作るラドゥーが食べたくなるね、と家族と話す。
ただ、私も家族(息子と娘)も甘いものはけっこう好きですが
「一度に一個でちょうどいいね」
というのは共通した感想だった。
事前知識ゼロで購入したコイツを開封していく! ノートパソコンの上で撮影!
箱の上にフツーのボールペンを置いてみる。けっこう大きい
原材料はひよこ豆の粉、澄ましバター、カルダモン、ピスタチオ…
うーん。箱がすごく軽くて「サクサク」らしいが味や食感がイメージができない…
口の水分ぜんぶ吸い取られる奴じゃないだろうか…
このサイズの落雁が入っていたらどうしよう…
!?
……
…高野豆腐…!? (ざわ…ざわ…)
本日一番の緊張が走る。
手で持っただけでホロホロ崩れる。どうやって持てばいいのか
とにかくいただきまーす。
結論:上品で美味しい。
驚いたー!
口にサッと溶ける麩菓子というか…似ている物が見つからないけど優しくサラリとした甘味。
バター成分のためか、口の水分を取られる感覚はあまりない。
カルダモンの香りはほんのりで、香辛料が得意でない人でも大丈夫なレベル。
上に乗ったピスタチオがシューマイのグリーンピース的に楽しい。
熱いコーヒー飲みたくなる味。
シニア世代の母が特にコレを気に入っていた。
そういえば、歯が悪い人でもイケるなこれ。
軽い口あたりだが豆+バターで意外とカロリーは強いと見た。
ともあれ美味しいよ。
世間の評判は世間の評判。
やっぱり実際に食べてみないとわからないね! というお話でした。
ソーンパプディはほんとにKALDIあたりで買えるようにならないだろうか…
また来年も行きたいな
映画のブースも見たり楽しいイベントだった
会場はこじんまりとしているけれど、代々木公園でのんびりするとか渋谷原宿を歩いたりすれば一日過ごすのも楽しいだろうなー。
この日は夕方から仕事だったので短い滞在だったけど、公園で本を読んだり屋台で買った戦利品を広げながら半日のんびり過ごしてみたいなぁ…
まあ去年は行けなかったものに行けたのでよしとする!
また来年! ナマステインディア!